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BIG-IP 異なる筐体で取得したバックアップデータからリストアする際はマスターキーリストアが必要?

バックアップ取得機器と、リストア機器が異なる場合にはマスターキーのリストアが必要!

新規筐体へのリストア手順は以下

  1. マネジメントポートからweb接続し、セットアップウィザードで初期構築を行う。

  2. rootアカウントでssh接続する。

  3. 下記のコマンドを実行して、バックアップしたマスターキーの復元を行なう。
    f5mku -r <バックアップしたマスターキー>

  4. 入力したマスターキーが表示されることで復元されたことを確認。
    f5mku -K

  5. 下記コマンドを実行して、BIG-IP の設定を保存する。
    tmsh save sys config partitions all 

  6. Web管理コンソールに戻り、画面左側のメインメニューから、[System]-[Archives]をクリック。
      
  7. 画面右上の「Create…」をクリック。

  8. 「参照…」をクリックして、バックファイルを選択した状態で「開く…」をクリックし、「Upload」をクリックする。

  9. アップロードしたバックアップファイルをクリックし、「Restore」をクリックする。

 以上でリストアが開始する。

参考)
バックアップ手順(ucsファイルとマスターキーのバックアップ)は、以下。
ucsファイルは、GUIでも取得可能。ただし、マスターキーはCLIのみ可能。

  1. BIG-IP にログイン
     CLI から root アカウントで BIG-IP へログインします。

  2. /var/local/ucs フォルダへ移動
    cd /var/local/ucs

  3. バックアップ(ucs)ファイルの作成と確認
    1. 以下のコマンドを実行し、バックアップファイルを作成。
      tmsh save sys ucs <バックアップファイル名>”
      例)tmsh save sys ucs lb01_backup.ucs

    2. 以下のコマンドを実行して、バックアップファイルが作成されていることを確認。
      ls -l

  4. マスターキーのバックアップ
    1. 以下のコマンドを実行し、マスターキーのバックアップファイルを作成。
      f5mku -K | tee <マスターキーのバックアップファイル名>
      例) f5mku -K | tee master-key.txt

    2. 以下のコマンドを実行して、マスターキーのバックアップファイルが作成されていることを確認
      ls- l
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