dashboard よるCSV ファイルに出力は、下記不具合があることが判明。
【参照情報】
Bug ID 675911: Dashboard CPU history file may contain incorrect values
こちらは、dashboard より CSV ファイルへ出力させた際、CPU 使用率について 33、66、99 といった不正な値が表示されてしまう場合がある不具合。本不具合が改修されたバージョンは現時点では存在せず、全てのバージョンが影響を受ける。
尚、本不具合に伴う BIG-IP の動作への影響は無い。対処策は、CPU 使用率の情報は dashboard 以外の方法で取得する事が案内されている。例えばコマンドを使用する場合、Bug ID 675911 に記載の sar コマンド、または下記コマンドにて取得できる。(コマンドの場合、取得できる情報はコマンド投入時点における CPU 使用率となる。)
【コマンド】
# tmsh show sys cpu
dashboard 機能による性能取得
本機能では任意の期間を指定して、メモリ使用率及び CPU 使用率を csv ファイルとして出力が可能。
尚、指定可能な採取期間は現時点から [1時間前、1日前、1週間前、1月前] の範囲。
dashboard 機能へのアクセスは WebUI からのみ可能。
< WebUI >
Statistics >> Dashboard (別窓)
< csv ファイル取得手順 >
- [ History ] ボタンをクリック
- Selections にて [ History ] の矢印をクリック
- [ overview ] の矢印をクリック
- [ Memory Usage ][ Cpu Usage ] にチェック
- プルダウンから情報を取得する期間を選択
- [ OK ] ボタンをクリック
- [ Save ] ボタンをクリック
- [ 名前を付けて保存 ] にて任意のディレクトリに保存
手順は以上。