静的IPプレフィックス(またはIPプレフィクス)とは、仮想プライベートゲートウェイから、カスタマーゲートウェイに通信するためのルート情報を指す。
つまり、静的IPプレフィックスに存在するセグメント宛の通信であれば、仮想プライベートゲートウェイからカスタマーゲートウェイに送るというルートテーブルとなる。
そのため、静的IPプレフィックスに入れるべき値は、AWS側から見た場合、VPN接続先拠点のセグメントを指定することになる。
[補足情報]
では、VPC内のルーティングテーブルとのすみわけは?という意味では、ルーティングテーブルはあくまでも仮想プライベートゲートウェイまでのルートを定義する。その先は、ルーティングテーブルには記載できない。
その先を定義しているのが、静的IPプレフィックスとなる。
イメージとしては、以下。